そこで「渋」を抜くために脱渋(だつじゅう)という作業をします
脱渋の方法はアルコールを使う方法と炭酸ガスを使う方法があります
アルコール脱渋はポリエチレンの袋の中に35%のアルコール溶液か35%の焼酎を染み込ませたスポンジを敷いて、そのスポンジの上に、柿のヘタがスポンジ(アルコール)に付くように並べて密封し、室温で約1週間放置しておくと、渋が抜けます
炭酸ガス脱渋はドライアイスを使います
ポリエチレンの袋に柿を入れて、新聞紙にくるんだドライアイスを入れて密封し、5日間位放置しておくと渋が抜けます
写真の上側の箱がアルコール脱渋で下側の箱が炭酸ガス脱渋です
炭酸ガス脱渋は、この後ドライアイスが炭酸ガスに気化して袋がパンパンに膨らんできました
そして実験的に両方を併用した、アルコール+炭酸ガス脱渋をしました
来週試食予定です
はたしておいしくなっているのでしょうか
そしてどれが一番おいしいのでしょうか
来週が楽しみです