今日伐採中に樹の幹の中からクビアカスカシバの幼虫を見つけました
クビアカスカシバは山付(山林に隣接した園)を中心に最近被害が拡大しています
写真のクビアカスカシバの幼虫(4cm位)がぶどうの樹の主幹部を溝状に丸く食べてしまうため樹勢(じゅせい)が極端に衰え、最悪の場合は樹が枯れてしまいます
たくさん収穫出来る成木が食害されてしまうと、品質や収穫量が落ちて収入にも影響してきます
ぶどうの苗木を植え付けて収穫できるようになるまで4、5年かかるので食害されてから植え付けても間に合いません
しかも植え付けた苗木も食害される事が多く、非常に厄介な幼虫です
現在有効な防除方法がないため見つけたら補殺するといった地道な作業をしています
おいしいぶどうをつくるためにはこういった事にも向き合って行かなければなりません
早く有効な防除方法や薬剤等が出て欲しいです
※写真撮影用に葉の上にのせました。葉を食べているのではありません
農大の先生が今年は防除できたと言っていましたよね。
確認してみてください。
松平将軍さん、コメントありがとうございます。
ガットサイド、パダン等で防除できるみたいですが、早く防除暦に明記されるような対応策が出来ると良いですね。