この段階は予備摘粒と言って、まだ果粒が43粒位あります
この後の2回目のジベレリン処理後に収穫時の房の形を考えながら仕上げ摘粒をして36粒位にします
ぶどうづくりで最も労力がかかる作業です
山梨県 韮崎市 穂坂町 フォレストサイド 横森ぶどう園 ぶどう 宅配 巨峰 ピオーネ デラウエア シャインマスカット 藤稔 サニードルチェ サニールージュ ブラックビート クイーンニーナ
自然豊かな大地、山梨県韮崎市。そこで私は日々、自然・畑・ぶどうと一生懸命向き合っています。是非、私の大切なぶどうを味わって頂けたら幸いです。
ジベレリン処理をするとぶどうが種無しになります
まず写真のジベレリンの薬を水に溶かしてジベレリン水溶液を作ります
プラスチックのコップにジベレリン水溶液を入れて、そのコップの中に房を入れて浸します
この作業を全ての房に行います
ジベレリン処理をしていても、房を見落としてしまいジベレリン処理をし忘れてしまう時があります
ジベレリン処理をしていない房は大きくならなかったり種ありになってしまうので注意して作業をします
それを防ぐためにジベレリン水溶液の中に食紅を入れて赤く色をつけます
そうすると房にジベレリンをつけたときに、赤い目印となり、つけ忘れが減ります
でも作業後は手や顔や服が真っ赤になります
これは一回目のジベレリン処理で今日の作業から10日後くらいに、2回目のジベレリン作業をします
大変労力を要する作業ですが、おいしいぶどうをつくるためにがんばります
今日からぶどうづくりで主に使用する道具をいくつか紹介して行きます
まず第一回目は手入れ鋏(ていれはさみ)です
ぶどうを栽培するにあたり基本中の基本の道具です
呼び方もいろいろあって摘粒鋏(てきりゅうばさみ)とか、ぶどう鋏とか言う事もあります
用途は今までブログでも書いた摘房作業、房づくり作業、これから作業する摘粒(てきりゅう)作業、収穫作業にも使います
ほぼ一年中使用する道具です
写真には二種類の鋏が写っています。鋏の種類は同じですがメーカーが違います
左側は近正(ちかまさ)社製で右側がサボテン社製です
今は試しで二種類を使っています
同じ種類の鋏でもメーカーが違うと使用感も全然違います
左の近正社製は切れ味がシャープで切った時カチッっと音がします
右のサボテン社製は切れ味がソフトで切った時音がしません
切った時のカチッっていう音が好きではなく、音が手首に響くので現在はサボテン社製の鋏を主に使っています
(注)あくまでも個人的な感想なので好みには個人差があります(笑)
使った後そのままにしておくとぶどうの樹液が固まり切れにくくなるので使用後は水でキレイに洗って乾いた布で拭いてから油を注しています
仕事道具はちゃんと手入れして大切に使います